パリオリンピック サーフィン日本代表のサーフボード事情は!?五十嵐カノア・松田詩野・稲葉玲王・コナー・オレアリー
いよいよパリオリンピックの開幕まであと二日。チョープーというサーファーにとっても特別な場所で行われる今回のパリオリンピック。オリンピック選手がどんなボードを会場に持って行っているか気になるサーファーも多いのでは!?7月25日に行われた記者会見でなみある?が五十嵐カノア選手、稲葉玲王選手、コナー・オレアリー選手、松田詩野選手に直接質問しました!
五十嵐カノア選手
オリンピック用に30本くらい板を持ってきています。色々な種類、長さ、厚さを揃えました。その中で大会の板は決まっているのですが、この前のCTよりもまた違うデザインにしました。普通のハンティントの板よりも厚めで、いつもは6’0フィートですが、今回のタヒチ・チョープーでの波は6’2を使っています。板の前の方に厚さがあり、後ろの方は薄めなデザインです。SHARPEYEのマルシオさんと30本くらいのボードとデザインを試しました。自分に合っている板に決まったことは、自信にもなるし考えるストレスやプレッシャーも一つなくなります。いい板を見つけられて嬉しいですし、ありがたいです。
稲葉玲王選手
基本ビーチブレイク用の板というよりはチューブ寄りに作ってて、少し厚さも出しています。あとは今回ショートボードも持ってきていますが、基本的にはいつもより2インチくらい長い5’11と、6.0くらいから6’4くらいまでの約14本を持ってきています。
コナー・オレアリー選手
今回は約15本の板を持ってきました。一番小さいサイズは6’2で一番長いサイズは6’6です。自分は身長188cmで体重が90kgと結構大柄なので、幅広のリッターのある浮力のある板の方がパドリングが簡単にできます。チューブに入っている時にフォームボールなどでバランスが崩れないように板を作っています。オーストラリアのダレンハンドレーのDHDが結構調子良くて使っています。板はいつもとあまり変わらず、チョープーだからリッターを出しているわけではありません。波が結構掘れているのでリッターが多すぎると進まないからです。普段から32リッターの浮力の板を使っているので、普段通りで行くと思います。
松田詩野選手
最初に用意したのは5’6のいつも自分が乗っているショートボードで、一番長いものは6’0くらいのサイズを用意しています。フィンはトライフィンとクワットを用意していてその日の波のサイズによってフィンの設定も変えたりしています。サーフボードの本数は実際に何回来た中で置いてったサーフボードを含めると13本くらい現地にあります。