湯河原吉浜ガイド 湘南 / 西湘エリア
1991年制作「あの夏いちばん静かな海」はご存知でしょうか。北野武監督の処女作である、湯河原吉浜を舞台にしたサーフィン映画です。実際は横須賀の街で撮影されていたそうですが、海のシーンは紛れもなく吉浜でした。温泉の町湯河原にあってサーフポイントとしても人気な吉浜は、ビジターでも受け入れてくれる優しい雰囲気に包まれ、良くも悪くも観光地化しすぎていない程よい田舎感も残り、多くのサーファーに人気なスポットです。
基本情報
・場所:神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜
・サーフィンレベル:初級〜上級
・ボトムタイプ:サンド(右よりに一部岩あり)
・ファンサイズ:コシ〜ムネ
・ウネリ:南~東ウネリ
・ビーチの向き:南東
・駐車場:あり
・トイレ:あり
・シャワー:あり(有料)
2024年海水浴エリア規制
7月16日(土)~8月31日(水)の期間中は8時~17時は一部海水浴エリア規制が入ります。ただし、ボディーボードのみ規制エリア内でもサーフィン可。
ポイントの特徴
湯河原といえば温泉ですよね。いくつもの源泉がありサーフィン終わりに温泉に入って帰るサーファーも多いはずです。また山間に囲まれこじんまりとしたビーチではあるものの、東ウネリに敏感なポイントということもあり湘南エリアで波がなくても千葉と同様にサイズアップする条件が揃っている吉浜まで足をを伸ばすサーファーは少なくありません。
よく言われるのが吉浜はダンパーブレイク。とワイドな波質が目立ちますがシーズンや地形によっては苦ウォリティーの高いライトレフトの波も年に数回ブレイクし、ローカルサーファーをメインにセッションとなることもあります。
波が小さめな時はビギナーでも安心してサーフ可能な遠浅ビーチなので、家族連れで終日サーフィンを楽しむ姿も多く目にします。
特徴をざっくりいうと
・南東ウネリがベスト
・湘南・西湘エリアの中では東ウネリに一番敏感に反応する
・遠浅ビーチで基本はワイドなブレイクが中心
・比較的潮のあげている時間帯のほうが切れた波が多め
・ビーチ左側はグーフィーが良くなる
・右側にある岩付近で砂がついたときは左右に形良く割れる波になることがある
・必ず反応するウネリの向き:東北東,東,東南東,南東,南南東,南,南南西
・海面が整う風向き(オフショア):北西
ポイントまでのアクセス
電車でのアクセスはJR東海道線の湯河原駅からは歩きで30分前後とやや遠め。そのため、吉浜に訪れる場合は90%が車でのアクセスではないでしょうか。
なお、車でのアクセスは西湘バイパス終点の石橋から国道135号を真鶴方面に向かい、真鶴有料道路を経由すると約30分。
東名高速道路「小田原西IC」からも国道135号経由で約35分ほどで到着します。
ライブカメラ(なみある?公式LINE波情報)
湯河原吉浜
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