JPSAが主催するプロツアー戦のコンテスト会場にもなっている大洗海岸磯場ポイント、通称大洗。県立大洗公園の前からアクアワールド左側の堤防までと広大なエリアがサーフゾーンにあたるが、アクアワールド前は基本サーフNG。大洗公園の前にあり駐車場を含め公共設備が整い、常に波もあってサーファーにとっては嬉しい条件が揃っている。近年は海岸侵食の影響でビーチが狭くなり昔の広大な砂浜は姿を消しているが、波はコンスタントにあるので依然サーフスポットとしては全国的にもメジャーで人気がある。
基本情報
・場所:茨城県東茨城郡大洗町磯浜町
・サーフィンレベル:中級〜上級
・ボトムタイプ:サンド&リーフ
・ファンサイズ:ハラ〜頭
・ウネリ:東ウネリ
・ビーチの向き:東
・駐車場:あり(無料)
・トイレ:あり(無料)
・シャワー:あり(無料)
海水浴エリア規制
なし
広域避難場所
磯浜小学校:大洗町磯浜町5316-1
ポイントの特徴
磯場ポイントの名称通り、右奥には岩礁剥き出しの岩場があり磯場となっている。サーフエリアはその磯場から左側にかけてで、厚めや速めのトリッキーな波質なので多少のサーフィンスキルが必要だ。なお海底にはリーフがあり干潮時には岩が露出するため潮汐を確認しピークも選びながら安全サーフするための知識も必要になる。とはいえプロツアーが行われるほど条件が揃った時の波のクオリティーは高く、中〜上級者を中心に十分に楽しめる。
アクアワールド前でもサーフ可能なブレイクはあるが基本ビジターによるサーフはNGで、アクアワールドの駐車場へはサーファーの駐車は厳禁となっている。ビジターはその辺りのルールがわからない場合は地元サーフショップやサーファーに確認しサーフするようにしたい。
磯場ポイントの目の前にある公園駐車場は広大で、トイレやシャワーなど水場の設備も整っているためサーファーにとってはとても親切なスポット。
波が良くなるとトップアマチュアからプロサーファーまで集結しセッションとなるので、そんな時はピークを選んでサーフするか見晴らしの良い丘からライディングを見学するのもいいだろう。
特徴をざっくりいうと
・シーズンは春先から秋にかけて
・東〜南東まで幅広いウネリに反応する
・那珂川沿いの北側堤防によって北風やウネリを軽減する
・波質はトリッキーだが、リーフ特有の三角波もある
・アクアワールドでのサーフィンは基本NG(ローカルオンリー)
・潮が引いている時はインサイドにリーフが露出する
・潮が多いとショアブレイクがキツいので注意
・サイズアップ時にはカレントが発生する
・必ず反応するウネリの向き:北東、東北東、東、東南東、南東
・海面が整う風向き(オフショア):西
ポイントまでのアクセス
都内から車でアクセスする場合は、首都高速から常磐道を経由し北関東自動車道の水戸南インターチェンジで下り、一般道を大洗方面へ進む。
東京からだと約2時間ほどでアクセスできることもあり、とりあえず茨城方面を目指し波情報をチェックしながらベストポイントを目指すのが一般的。
県立大洗公園もしくは大洗アクアワールドをナビにセットすれば間違いなく大洗磯場ポイントへ到着する。
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