Red Bullメディアチームと五十嵐カノアが制作した「Red Bull Surfing ‘No Contest Tokyo’」の特別先行上映会が開催され、前日にハワイから帰国した五十嵐カノアが登場し、抽選で選ばれた一般の方と一緒に上映を楽しんだ。
ラストには五十嵐カノアが本編で使用したサーフボードを抽選でプレゼントするサプライズもあった。Red Bullの「No Contest」は、様々なサーフカルチャーを紹介するコンテンツで、今回は五十嵐カノアが中心となり、日本のサーフィンカルチャーをフューチャーした作品になっている。
題して「Red Bull Surfing ‘No Contest Tokyo’」
五十嵐の伝えたいこととして、「みんなの力で日本のサーフシーンを世界レベルにしたいし、その日本のサーフカルチャーを世界に広めたい」と語った。
本編は、本日(21日火曜日)21:00よりRed Bull Surfing 公式 YouTube チャンネルで公開される予定だ。また、特別先行上映会では、五十嵐カノアの特別サーフィン映像「FIFTY」も上映され会場は大いに盛り上がった。
五十嵐も「こんなビッグスクリーンで、自分のライディングをみんなと観れることは、鳥肌が立つくらい最高な出来事になる。」と語っている。
そして、上映会では、五十嵐と親交の深い、大野修聖と大橋海人がゲストで登場し、トークショーを繰り広げる豪華な時間となった。
大野は「日本を代表して、プロサーファーとしてのステイタスを上げてくれた感じがする。」「彼が出てきて日本のサーフシーン(コンペテーションシーン)は大きく変わったと思う。」
大橋は「小さいときのカノアと全く変わっていないが、日本を代表して戦っていることを誇りに思う。めっちゃカッコいいと改めて思った。」
五十嵐は「感謝の気持ちがいっぱいで、みんなの力を合わせて作って、みんなと観れて嬉しい。世界一のサーファーになることが、目標だが、日本のサーフィンカルチャーのためになることをしたいと思っている。」
また、「Red Bull Surfing ‘No Contest Tokyo’」では、五十嵐が湘南や千葉でサーフセッションをし、大野や大橋、小林直海が登場した。
そして、YU Surfboards の植田義則氏のファクトリーを訪問したり、ラッシュやネクストレベル社のウェットスーツファクトリーを訪問し繊細なもの作りを紹介している。
27日には大会が始まるため、19日にハワイから帰国し、21日にハワイに戻る多忙なスケジュールの最後に五十嵐は、
「五十嵐カノアは日本人だということをちゃんと伝えたいので、今回のフィルムで伝えられると思う。自分のサーフィンも今まで一番調子良いので応援して欲しい。また、自然を残すこと、環境についても勉強してサポートしたいと思っている。オリンピックの金メダル獲得と、ワールドチャンピオンになるところが夢なので、みんなの力も貰いながら挑戦したい」
と語った。