なんと『Blue.』で初めての湘南特集!
湘南、波ないじゃん! まぁ、そんな日も多い。
人が多過ぎるよ。おっしゃる通り。
栄えてるのは東京が近いからでしょう? それも一理ある。
が、栄えてるから湘南に住んでいるという人がいるのだろうか?私的には疑問。w
スタイルの基礎を築いてくれた偉大なるレジェンドたち、続々と輩出される茅ケ崎のプロサーファー、スタイルを継承する鵠沼のロガー文化。海と山に抱かれ個性豊かなクラシック・ウェーブを有する鎌倉エリア。掘れども掘れども現れるユニークな人材やお店。その奥深さは途方にくれることだろう。
たしかに東京の存在は発展の大きな理由になってきたと思う。けれど近年は、東京志向以上に、東京から湘南へと移住する人たちが増えている。ただ、間違いないのは東京を問わず、県外から新たに仲間入りする人々の感性とエナジーが、いつの時代も湘南の大きな原動力になってきたということだろう。
世代を超えて受け継がれ、無数の個性がまじわりあって、前進し続けるサーフカルチャー、さらに大きく、ビーチカルチャー。海へ行けばサーファーではない人たちもたくさんいて、想い想いのときを過ごしている。みんなのライフスタイルのなかに海があるから。
「湘南って、どこからどこまで?」については、あえて決めつけなくていいかな、というのがBlue.のサーファー的アンサーらしい。多くの人がだいたいで、感覚的に捉えていたから。みんな、けっこうゆるいんだ。「堅苦しいこと抜きで、近くなんだし仲良くやろうぜ」って、そんなところがなんとも湘南らしくていいのでは?
といっても、鎌倉の人は湘南に入れないで、という人が多いのも事実。
というわけで、意外にもBlue.では初の湘南特集、その圧倒的な層の厚さをご覧あれ。
【湘南特集内コンテンツ】
美しき湘南の風景/横山泰介の「湘南楽園」/湘南の波とエキスパートたち/スタイルのルーツ 大野薫の背中/人それぞれの湘南観/人間関係/行きたいお店/煌めく才能たち/藤沢裕之が愛した湘南/マグロブランクスで遊ぼう/らしさあふれるイベントへ/ 松田詩野
Blue. Vol.103
前進するサーフシティ 湘南
2024年09月10日 On Sale