
2025年4月10日(木)、日本サーフィン連盟(NSA)で今年度より新理事長となられた寺島恵一理事長による記者会見がオリンピックスクエアにて行われ、2028年LAで行われるオリンピック競技種目として正式採用される見通しとなっていたサーフィン種目のロングボードディヴィジョンについて、本大会では見送られることが発表された。
また、ショートボードの参加者枠の拡大についても以前より協議されてきたが、今回IOCの発表では認められなかった。

ISAサイト発表によるフェルナンド・アギーレ会長からのコメントでは、2032年のオーストラリア・ブリズベンにて開催される夏季オリンピックでのサーフィン競技においてロングボード競技が正式種目に採用されるよう、今後もオリンピック委員会と緊密に協議を重ね、ロングボード競技が継続して行われるようサーフィンの価値をアピールすることに尽力していくよう。
世界のロングボードシーンにおいても男女とも日本人選手の活躍は目覚ましく、もしオリンピックで種目採用されていたら金メダルも夢ではないように思える。それだけにサーフィン業界にとっても残念な発表となったが夢は2032年に持ち越されたので、オリンピックを目指す選手たちには引き続きのエールを送りたい!