
GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary 開催レポート
日程:2025年5月23日(金)~25日(日)
会場:横浜赤レンガ倉庫 野外特設会場(横浜市中区新港1)
来場者数:過去最多の15万人を記録
ステージ構成:「GOOD WAVE」「BLUE SKY」「RED BRICK」「PORT LOUNGE」の4ステージ
出演アーティスト数:計45組
DAY1:GREENROOM FESTIVAL初の前夜祭には幕開けにふさわしいレゲエ界の新星YG Marleyのステージ。祖父がボブ・マーリー、母親がローリン・ヒルという音楽的ルーツを持つYG Marleyの音楽に酔いしれた。


YG Marley
DAY2:2日目はDef Tech、RIP SLYME、Kamasi Washingtonなど豪華なステージ。幕開けは日本とハワイを拠点に活動するデュオ、Def Techのステージは、会場を一体感で包み込みました。RIP SLYMEは今回のGREENROOM FESTIVAL 2025で、約7年ぶりとなる5人全員揃ってのステージを披露。かつてのメンバー体制に戻り、“完全体”のRIP SLYMEによるライブに観客からは大歓声が上がり、ステージ前は熱気に包まれました。

Def Tech

RIP SLYME
DAY3:最終日を飾ったのは、SIRUP、アイナ・ジ・エンド、Jacob Collierなどの圧巻なパフォーマンス。6度のグラミー賞を誇る天才音楽家、Jacob Collierのステージは彼自身が演奏する多種多様な楽器と、観客をコーラスに巻き込む「オーディエンス・クワイア」など、独自のスタイルで会場を魅了しました。


Jacob Collier
GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversaryは、単なる音楽フェスティバルにとどまらず、音楽とアートが融合。会場内のアートエリアには、環境問題をテーマにした作品が多数展示され、来場者は音楽と視覚芸術を体感することができ、地元の食材を活かしたフードエリア、地域との連携による環境保全活動など、環境問題を意識した姿勢が表れていた。20周年という節目を迎えた今回のGREENROOM FESTIVALは新たな挑戦と成長を示す重要な機会となり、これからも音楽とアートの架け橋として、多くの人々に感動と刺激を与え続ける特別なサーフフェスなのではないかと感じている。

次回の開催はさらなる進化と新たな表現の融合が楽しみである。