
福島県南相⾺市・北泉海岸を舞台に、サーフィンを通じた福島復興⽀援ビーチイベントとして2023年からスタートした、「KITAIZUMI SURF FESTIVAL」は、今年で4回目となる。

世界基準レベルの波を有する北泉海岸でトップサーファーたちによる競技を開催するとともに、その魅⼒を国内外へ発信することで、福島の海の安全性や地域の魅⼒を伝え、交流⼈⼝の拡⼤と地域活性化を⽬指している。

KITAIZUMI SURF FESTIVALは、サーフィンというスポーツの⼒を通じて福島の“今”を伝え、⼈々が実際にこの地を訪れ、海や⾃然、⼈との交流を通じて地域の魅⼒を体感する機会を創出することを目的にしている。

また、⼤会に加えてビーチクリーンや環境啓発活動も実施し、2028年の世界⼤会誘致を⾒据えながら、福島の⾃然や⽂化、⼈々の魅⼒を発信する新たなサーフカルチャーの拠点づくりに取り組んでいる。
「なみある?」は今年もメディア&フォーキャストとしてこのイベントに参加。
大会会場には、大会期間中の波高データ、風向風速データ、潮汐などが確認できるQRコードが張り出され、選手や大会関係者が自由にアクセスできるようにし、便利に活用してもらった。

サーフィン競技は、トーナメント戦で、SHORTBOARD MEN 64名、SHORTBOARD WOMEN 32名、SHORTBOARD U-12 MEN 16名、SHORTBOARD U-12 WOMEN 16名の選手が出場となる。
今大会のメン・ウィメンの優勝賞金は100万円となり、比較的コンパクトな大会でしっかりとした賞金に選手もやる気が出るのではないかな。
また、U-12のメン・ウィメンのヒートもあり、これから期待されるKIDSのライディングが観れる楽しみもあった。
DAY1
DAY1は天気、曇り、風は弱い北西風で海面コンディションは問題ない。波のサイズはコシ~ハラくらいでサイズは小さめだが、形良いブレイクとなっていた。
7時にメンズR64ヒート1からスタート!
ヒート1には昨年の覇者、渡邉 壱孔がクレジット。しかし、ヒートスタートしても渡邉がチェックインしていない波乱な幕開けとなった。結果、渡邉は大寝坊してしまったようで、ヒート終了後に顔を見せ関係者に平謝りという事になり連覇の夢はここで終了。ちゃんと自分で管理しないとね!

続いてヒート8には第1回大会の優勝者、川俣海德、ヒート16には第2回大会の優勝者、鈴木仁もクレジットされ、順調にランドアップとなった。今大会で台風の目となりそうなのは、いったい誰だろう。

なみある?スタッフ的には、オフィスのある鵠沼の海で、いつも身体能力の高さがわかるライディングをしている、大場 玲遥に期待したい!S・リーグの茨城県大洗の大会でも優勝して乗っている大場選手。聞けば、この北泉海岸には良く練習に来ているそうで、地形もバッチリ把握していると言っていたので期待大!

メンズヒートに続いては、ウィメンのR32がスタート。ヒート2には、先だって行われたアジア大会で見事ゴールドメダルを獲得した池田美来が登場したり、ヒート4では中学1年生でプロ公認資格をとり、世界選手権にもチームジャパンとして派遣された、石田海夏がクレジット、そしてヒート8には昨年の大会優勝者、川瀬心那もクレジットされ、皆、順調にラウンドアップし、DAY1のスケジュールは終了となった。


DAY2
Day2は気持ちの良い快晴でのスタート。波のサイズは昨日よりサイズダウンし、モモ~コシsetハラくらいのブレイクとなった。7:30よりメンR32からスタート!

メンR32では、大きな番狂せもなく進んだが、ベテランの域に達する田中大貴が敗退したのは誤算と言えよう。R32になってくると、ベテランと言われる選手と若手の選手の対戦もあり、浦山 裡央などの次世代選手の活躍も見えてきた。

続いてウィメンのR16へ進む。池田美来は順当にアップしていくが、ここで昨年の覇者、川瀬心那が破れ連覇の夢が消えた。
メンのR16でも、川俣海德と田中大貴のベテランが同ヒートになり、対戦相手は藤原大と浦山裡央で、なんとここで、若手二人がベテラン二人を破る展開になった。

ここからウィメン、メンのQFと進みマンオンマンとなる。
ウィメンでは、池田美来と石田海夏の対戦で、池田の貫禄勝ちとなり、好調な馬場心も順調にSFへ進んだ。

メンでは浦山裡央や岡野漣のティーンエイジャーが躍動しSFに駒を進めた。

FINALDAY
ファイナルデーはやや雲がかかり冷え込んだ朝となった。波は昨日よりウネリの反応がやや上向き! 潮が少ない状況でもコシ~ハラsetムネくらいのブレイクとなり、風はオフショアでファイナルデーとして最高なコンディションとなった。
U-12のメン、ウィメンはかなり実力のある選手が揃い、どのヒートも見応えのあるヒートとなった。彼らは世界基準で動いている選手が多く、インタビューを英語で対応したり、頼もしいKIDSばかり。

U-12メンを制したのは藤本 真成!U-12ウィメンを制したのは大江こなみとなった!おめでとう!
そして、ウィメンのファイナルへ。
ファイナリストは池田美来と馬場心。馬場がオープニングライドで8.17のエクセレントを出して、ヒートをコントロールすると、池田もライディングを重ねるが、なんか波とのリズムが合わない展開になり、ポイントが伸びない。馬場は1本目に高得点を出したので、リキみなくのびのびしたライディングでバックアップの揃えリードを広げる。結局池田の逆転ライディングは見れずヒート終了。優勝は馬場心となった。おめでとう!

続いて、メンのファイナルへ。
ファイナリストは、ファイナリストは藤原 大と大場 玲遥。序盤は波数がやや減った影響で、ゆっくりのスタートになるが、藤原が8.00のエクセレントを出して有利にヒートを進める。大場はこの8.00で心が折れたと語っていたが、大場は4本目に9.33のエクセレントを叩き出し逆転し、5本目にも7.17を出し差を広げる。ラストまで二人は果敢にライディングを重ねるが、終了のホーンが鳴り、大場の優勝が決まった。

地形を把握し波を読み切って、インサイドまで繋げるライディングに徹した大場の完璧な優勝となり無事コンテストは幕を閉じた。
会場では、サーフィンコンテスト以外にもビーチイベントが行われ、ビーチクリーンやサーフィン体験、そしてスケートボード体験などが実施された。




ウネリの反応が早く波のクオリティが高い北泉海岸。この後はNSAの全日本が開催される事になり、メディアでの露出も増えて福島の地に足を運ぶサーファーも多くなることを願っています。これから水温も下がってくるが、雪はあまり積もらないエリアなので、まだまだ楽しめそうだ。
RESULTS
SHORTBOARD MEN
優勝 大場 玲遥
準優勝 藤原 大
SHORTBOARD WOMEN
優勝 馬場 心
準優勝 池田 美来
SHORTBOARD U-12 MEN
優勝 藤本 真成
準優勝 大和田 渚
SHORTBOARD U-12 WOMEN
優勝 大江 こなみ
準優勝 渡邊 カレン





